養毛剤・育毛剤?

ある日、電車の乗り換えでエスカレーターを使用中のこと。

下りのエスカレーターで後ろに立った友人が一言。
「髪、薄くなったなー。」

一瞬、エッと思ったが気になって仕方がありません。
帰って洗面鏡の前に立ち、手鏡で後頭部をかざして見る、なんと谷底のように薄くなった頭頂部、愕然となった。仕事上、毎朝セットして出かけるのに後頭部までは気にしていませんでした。

気になり出したら、余計に気になるものです。
何とかしなければ、、、

あれこれネットで調べるけど、どこも自社の売り込みばかりです。
その中から、自分と似たような感じの体験談を読み、買うことに。
3ヶ月経過、ほとんど変化ありません。また、別の養毛剤に変えるも変化なし。

そうなると他人の頭も気になり、あれこれ観察する癖がつきました。
?...あることに気がついたのです。
それは、みなさん一様に即頭部から後頭部の下部は、髪が残っているのですね。

石鹸無しの生活が習慣になっているので、乳酸菌風呂の湯船で頭を揉んで、生えて来ないかなぁ~、期待を込めて髪を揉んでいた時でした。

あれっ、髪のある即頭部、後頭部は指の腹で抓むようにすると、皮膚が大きく伸びるんです。ところが薄くなった頭頂部と額は皮膚がへばりついたように弾力もなく固くなっているのに気がつきました。

これまでの情報検索でも、毛根が痛む原因の多くが、皮脂の詰まりや石鹸類のカスで蓋をしている等の記事がありました。

もしかして?
ヒラメキのまま次のことを実行することに。

話がソレますが、人の体は皮膚を保護するように体から皮脂という天然のクリームで守られています。シャンプーやボディ石鹸を使うと人工の界面活性剤がきれいに剥ぎ取ってくれるのでサッパリして気持ちよくなります。

すると体は保護しようと、またせっせと皮脂を分泌して補ってくれます。
石鹸類で洗えば洗うほど皮脂を多量に分泌する、という悪循環では?
素人ながらそう考えました。

水道水そのままでは水に力がありません。
幸いでした。我が家の水は力があります。水にお米を入れているだけで乳酸発酵します。油脂分解力もあります。

「よし、この方法だ! 試してみよう!」
頭にスーパーの袋をセット、タオルで鉢巻きしてぬるま湯を入れ、先を輪ゴムでしっかり縛り、お気に入りの乳酸菌風呂に浸かりながら10分。
袋を全部外し、絞ったタオルを頭に掛け、表現は悪いですが、ニキビを押し出すような感覚で頭皮を念入りに揉みます。

ぬるめのシャワーを掛けながら念入りに揉み洗い。
指先が油でベトベトなほど出てきました。タオルで指の油を落として終了。

5日経過、皮膚が緩んできました。
10日経過、あきらかに皮膚の緩みを感じます。
あれから50日を過ぎ、同じハゲ仲間からも「なんか着けてる?髪多くなったよね。」

仕方なくオールバックにしていたヘアスタイルが、ビジネスマンらしく七三の髪型復活。もっともっと手入れに自信が着きました。

残留油脂を水だけのチカラで落とし、石鹸をやめて残留カスを作らない。
よく揉み頭皮マッサージして血行不良を改善する。髪は自然にカムバック。もちろん年齢など個人差はあるでしょうが、お試しの価値アリ。