シャンプーについて、考えなおす必要...

シャンプーについて、考えなおす必要があるかもしれません。
引用元

過剰なシャンプー

シャンプーについて、考えなおす必要があるかもしれません。
アメリカ、チューレーン大学で皮膚科の臨床助教授を務めるニコール・ロジャース医師から、過剰なシャンプーについて警告する記事がありました。

問題のひとつであるシャンプー剤については、自然な健康維持を支持する専門家から、髪や頭皮だけでなく全身の健康に害を与える化学物質のシチューだ、という意見も出ています。実際、市販のシャンプー剤の多くには、指定の範囲内とはいえホルモン撹乱や神経毒性、発がん性を疑われる成分が含まれます。

ロジャース博士は完全なシャンプー反対派というわけではありませんが、彼らの言うことにも一理あると認め、シャンプー剤の問題に並んで、過度に頻繁な洗髪の習慣が髪を損傷する可能性についても言及しました。

「過剰な洗浄は、頭皮の自然保護バリアである皮脂を取り除き、頭皮と髪を過度に乾燥させます。年齢を重ねるにつれて皮脂の分泌は減っていきます。ほとんどの人は、毎日頭皮を洗浄する必要はありません。」

皮脂を取り続けると、それを補うために今度は分泌が過剰になることもあり、これが害に転じます。皮脂じたいは洗い落とさなければ5日~7日後には分泌が停止するといわれるので、50年前までの1週間に1度というのは、設備や洗浄剤の都合でもあったにせよ、結果的に髪と頭皮にとって健康的なことだったようです。

またロジャース医師は、過剰な洗髪で起こる最も多い副作用は、ツタウルシのアレルギー反応と似た皮膚炎であると話しています。洗髪しすぎで皮脂が不足し、バリア機能が低下、より奥の皮膚をシャンプー剤の成分物質が刺激すると考えられます。

原因物質のトップ4は、香料、ヤシ酸アミドプロピルベタイン、ホルムアルデヒド類、パラベン類。物質の種類については「化学物質シチュー説」に絡む問題点ですね。

しかしながら、シャンプー反対派も洗髪自体を全面否定しているわけではなく、死んだ皮膚細胞を除去して髪と頭皮を清潔にするのはよいことであり、そのためには普通のお湯ですすぐだけでも十分と主張。

またその後に重曹とリンゴ酢を希釈して作るリンスを使うことで、柔らかく光沢のあるきれいな髪をもたらすそうです。

とはいえ、毎日整髪料を使っていたり、洗髪の爽快感できもちよく生活している方は、やめろと言われても抵抗があるでしょう。せめて含まれる成分が少ないものを選ぶなどの心がけから始めるのもひとつの手だと思います。

シャンプー剤とはちょっと違いますが、以前、修行中に肝臓を悪くして辞めざるを得ない美容師さんが多いという話を聞いたことがあります。

これは髪を染める染料の有害成分が、グローブをしても、多少なりとも皮膚から吸収されて蓄積された可能性があり、下積み期間に毎日のように染料を扱う作業をするのはあまりよろしくないのでは、と言われているそうです。

となると、長期間髪を染め続けることも同様かもしれません。
一般的に、食品の有害成分については神経をとがらせることが多いですが、頭から化学物質のシチューをかぶっていないかどうかにも気をとめたほうがよさそうです。

強力だと常在菌は傷めませんか?手荒れを起こしやすいのですが大丈夫ですか?

皮膚・体表は表皮ブドウ球菌をはじめとする無数の常在菌で守られています。これらの菌は皮膚のしわや皮脂線の奥に潜んでおり、皮脂の脂肪酸を分解して酸をつくり、皮膚のpHを弱酸性(pH6.5前後)にして保っています。

一方病原菌は外から皮膚の表面に付着します。これらはアルカリ性が好きな菌です。常在菌は病原菌が嫌う酸性のバリアを作り、病原菌の侵入を防いでくれているのです。

近年やたらに殺菌性の石鹸がはやっていますが、やたらに消毒して常在菌を殺す行為はかえって病原菌を繁殖させます。例えばアルカリ性の次亜塩素酸ソーダを頻回に使えば手荒れを起こします。

手荒れは、病原菌を深部に誘導し、常在菌を病原菌におきかえてしまい、感染原としてしまいます。消毒しても院内感染が減らない理由の1つです。

アキュテクト(次亜塩素酸水)は希釈時pH6.5くらいの弱酸性となり、まさに肌のpHと一致するため、肌荒れを起こしにくく、かえって皮膚のしわをひきしめ、病原菌の侵入を防ぎ、かえって常在菌を守ります。